長崎県長崎市生まれ。
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業後、ロータリー財団の奨学金を授与し渡伊。オットリーノ・レスピーギ音楽院大学院オペラ科の首席卒業に続き、ローマサンタ・チェチーリア音楽院大学院歌曲科を称賛付きの首席で卒業。本格的な声楽の勉強を中学生の時に始め、その当時から安定したテクニックと豊かな音楽性が評価される。在住するイタリアでオペラ歌手としてのソロ活動以外に、ヨーロッパでの日本歌曲の普及を目指し、ソプラノとピアノデュオLa Vague（ラ・ヴァーグ）を結成し、各地でコンサート活動を展開する。またローマで主に宗教曲をレパートリーとする室内楽団Cappella Musicale Costantinaのソリストを務める。

第52回全日本学生音楽コンクール福岡大会高校の部第１位全国大会出場
第53回滝廉太郎記念音楽祭／全日本高等学校声楽コンクール第１位、文部大臣賞受賞、副賞としてウィーン短期留学
2003年東京芸術大学芸術祭オペラ「こうもり」アデーレ役で出演し好評を博す。
第33回長崎県新人発表演奏会出演。
第50回西日本出身新人紹介演奏会出演、最高賞である西日本音楽協会賞・福岡県教育委員会賞を受賞し１０年に１人の逸材と称される。
第59回全日本学生音楽コンクール福岡大会大学・一般の部第１位。
第３回東京声楽コンクール　オペラ部門第３位
第３回OMURA室内合奏団定期公演モーツァルト「レクイエム」にソプラノソリストとして出演。
ながさき音楽祭２００７出演。
2008年東京都杉並公会堂　ハンガリー人バリトン　アッティラ・レーティ氏とデュオリサイタル開催
2013年ローランド・ニコロージコンクール（ローマ）第２位。

 

ドニゼッティ作曲「夜の呼び鈴」セラフィーナ役（ラティーナ市）、プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」ミミ役（パラビタ市）、モーツァルト作曲「魔笛」夜の女王役（ローマ）、ラティーナ市ホロコースト記念日コンサート、モーツァルト作曲「ヴェスペレ(K.339)」ソプラノソロ、ヴィヴァルディ作曲「グローリア」ソプラノソロ（ローマ）等、イタリア各地でオペラ、コンサートに出演。

2013年にはとぎつカナリーホール（長崎県）でリサイタルを開催。
 

これまでに長崎県文化活動顕彰、長崎市文化表彰、イタリア・ラティーナ市文化顕彰”Immagine di Latina”など受賞。現在ローマ在住。